上流と下流の間にあるものは

「上流工程が原因のバグを全体の5割以下まで減らしたい」、東証の鈴木CIO | 日経 xTECH(クロステック)

この手の規模のシステムって,上流工程と実開発部隊の間に目に見えない大きな距離がある気がしますね.何段あるんだろうとか.しかも下っ端は出向だったりするんで,上流に意見しようにも長い伝言ゲームをしなければならず,大体届かない.

それなのに上流工程に起因するバグが全体の5割を占めるのか.こりゃデスマーチとか当たり前な世界になるのも頷けそうですが,実際のところどうなんでしょうかね.体感としては,2次受け以上になるととたんに「本当にやるべきこと」「本来望まれていること」が見えなくなるんですよ.聞けばいいんでしょうが,そういうフローも整備されてないのが普通なんで,どうしようもない気もします.さてはて.