Compiz の Viewport と GNOME の workspace の混同を解決する
CompizConfig Setting Manager(CCSM)の一般オプション -> Desktop Size にあるデスクトップの数と水平仮想サイズ・垂直仮想サイズの意味を履き違えててしばらく悩んでました.
まず前提として,Compiz の「Viewportのセット」は workspace につき1つ存在するので,「仮想デスクトップ*1は8個欲しいから・・・・」と思って,
水平仮想サイズ | 4 |
垂直仮想サイズ | 2 |
デスクトップ数 | 8 |
なんてやると,
workspace1 | Viewport1 | Viewport2 | Viewport3 | Viewport4 |
Viewport5 | Viewport6 | Viewport7 | Viewport8 | |
中略 | ||||
workspace8 | Viewport1 | Viewport2 | Viewport3 | Viewport4 |
Viewport5 | Viewport6 | Viewport7 | Viewport8 |
という具合に,全部で64個の viewport ができてしまいます.
さらに都合が悪いのは,GNOME パネルのワークスペース切替器やウィンドウの一覧の表示がおかしくなってしまいます.GNOME 的には「workspace1に(viewport1〜8の)全部のウィンドウがある」と思ってしまうようです.なので,ここは
水平仮想サイズ | 4 |
垂直仮想サイズ | 2 |
デスクトップ数 | 1 |
とすることで想定どおりの動作をするようになります.これに気づくまで時間がかなりとられました....
*1:これも違う単語なのでさらに混同しやすい